【2021年版】日本のギャンブル法に関するニュース５選

日本のギャンブルに関する法規制は、複雑怪奇ですよね。前世紀から関連する法規制が大きく変わることが何回かありましたが、現行の法規制は非常にわかりづらいものになっています。たとえば、ヨーロッパやアメリカにあるような昔ながらのカジノは禁止されていますが、その一方で、店中にスロットマシンが立ち並ぶパチンコ店は全国津々浦々で営業しています。ここでは、日本のギャンブル関連の法律で知っておくべきことをご紹介します！

カジノがついに解禁

否定的な見通しが数多くあったものの、日本政府はいずれ欧米型のカジノを認めていく考えのようです。2018年に日本国内でカジノ賭博を合法化する法案が国会で提出されています。インフラはすべて整っているようで、カジノ事業者はライセンス申請の準備を進めています。すべてが予想通りに運べば、2022年末には日本初のカジノが登場するかもしれません。

大相撲業界の賭博スキャンダル

2011年に生じた賭博スキャンダルは、スポーツ業界全体を震撼させました。一部の高名な力士たちが野球の試合を対象に違法賭博をしていたのが判明したのです。さらに詳細な調査の結果、一部の力士には自分の取組でさえも八百長をしたり、違法なブックメーカーと裏取引をしたりしていたことも明らかになりました。この事件は日本全体に大きな打撃を与えたものとして受け止められており、新しく、より自由なギャンブル法の制定が遅れることになった主な理由の一つといえます。 

独り勝ちのパチンコ店 

現在の法的な状況に関わらず、古き良きパチンコ店は日本で最も人気のある娯楽形態の一つです。パチンコ店は日本全国ほとんどの街角にあり、店内はシンプルなギャンブルマシンで遊ぶ人々でいつも溢れかえっています。景品には、テディベアやコーヒーマグカップ、キャンディー、タバコなどがあります。

人気上昇中の競馬

競馬はギャンブル経験者にも初心者にもとても人気があります。最近では競馬場も増え、予想が当たった人が手にできる賞金もかつてないほどに高額化しています。スマホのようなデジタルデバイスと安定した接続環境さえあれば、オンラインで簡単に馬券が買える手軽さもその一因でしょう。人気の各テレビ局はみな、大きな競馬大会を定期的に放送しています。 

誰もが愛する宝くじ 

参加者数でみれば、日本で人気を圧倒している形態のギャンブルは宝くじです。 宝くじはそこらのお店や販売所で売られており、通常、値段は高くても500円はしません。一方、大当たりはたいてい1億円（約100万ドル）を超えます。この大きなチャンスこそが、多くの人々が宝くじを買う理由となっています。